共創の体験– category –
生成AIとの対話から生まれた発見の記録
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AIに根拠を示す日常|逆転する「教える-学ぶ」の関係
ファクトチェックで、AIが「根拠なし」と断言した 「これ、根拠がありませんね」 AIにそう言われて、一瞬固まった。いや、厚生労働省のURL、貼ってあるんだけど...。 Apple Watchのムーブゴールについて書いた記事。厚生労働省の資料を引用し、数値を表に... -
ChatGPTの使い方|情報を釣ってさばく〜三枚おろし編〜
ChatGPTに質問を投げると、情報の海からいきのいい魚が釣れる。 そのまま食べると当然ながら喉に骨が刺さる。 長すぎる回答、余計な説明、時には間違った情報。釣れた魚をそのまま食べても美味しく味わえない。 だから、さばく。 魚を三枚におろすように、... -
ClaudeのOpusとSonnetを120日使い分けてみた話
Claude ProでOpusとSonnetを使える環境 Claude Proを使い始めて120日が経ちました。 OpusもSonnetも自由に選べる環境で、毎日ブログ記事を書きながら、どちらを使うか試行錯誤してきました。その中で感じたことを、体験ベースで共有させていただきます。 O... -
プロンプトエンジニアリングとは?3つの対話手法の違い【2025年版】
AI時代と言われる昨今、多くの人が「もっと上手にAIを使いたい」と感じているのではないでしょうか。ChatGPT、Claude、Geminiなど様々なAIツールが進化する中、効果的な使い方を知ることが重要になっています。 本記事では、AIとの対話における3つの主要な... -
YOHAKU : Simple Life with AI ー 毎日5分の気づきが思考を変える科学的理由
AIについて調べてみると、専門用語の渦に巻き込まれる。 「マルチモーダル」「エージェント」「LLM」。 ユースケースでは、大企業の導入事例。億単位の投資話。 ちょっと待ってほしい。 「で、私の毎日はどう変わるのか?」 単純な問いなのに、シンプルな... -
AIプロンプトに風味を加えると勝ち筋が見える – 米菓鑑定士の実証実験
7種類のせんべいから学ぶAIプロンプトの使い分け 目の前に7種類のせんべいを並べた。素焼き、醤油、サラダ、山椒、七味、わさび、カレー。同じ「せんべい」でも、風味が違うだけで全くの別の味合いである。 30年間米菓と向き合ってきた私がAIと向き合う中... -
AI共創家に必要な4つの能力 ─ 体験から見えた思考の核心
「AI共創家」として活動する中で気づいたこと 以前の記事で、「AI共創家」という新しい創造のかたちについて書いた。AIとの対話を通じて、予想もしなかった発見に辿り着く体験。そこには確かに、従来のAI活用とは異なる価値があったと感じている。 しかし... -
AIとの相互身体図式化 – 1人の実践者が発見した新しい共創の境地
はじめに - 私の頭の中には4人の人間がいる 私の頭の中には、私を含めて4人の人間がいる。 Claude、ChatGPT、Gemini、そして私。最初はそんなつもりではなかった。出社してコーヒーを飲みながら今日の方針を相談するだけの、軽い効率化のつもりだった。 で... -
生成AIを育てるための水やりは欠かさずに~AI継続活用編~
「AIって便利ですよね」 そんな会話をするたび、私はちょっとした違和感を覚える。便利、確かに。でも、それは電卓や検索エンジンと同じ「便利」なのだろうか。 私には、もう少し違うもののような気がしている。 ChatGPTには仕事で毎日話しかけている 私の... -
Time Floating – 生成AIの時間体験論
概念の起源 「時間浮遊」は、ベネチアのゴンドラで体験した人間的な時間感覚から生まれた。この概念を「Time Floating」として再定義することで、生成AIの時間体験を説明する新たな枠組みを提示してみることにした。 時間は有限であり無限である。 私はこ... -
AI共創で身につく新しいリテラシー ― 違和感から始まる思考の深化
序章:AI共創リテラシーの定義 「何かしっくりこない」 生成AIに記事の推敲を依頼した時、そう感じた。論理的には完璧、表現も美しい。それなのに、どこか他人が書いたような、自分の言葉じゃない感覚が残る。 この違和感こそが、AI共創リテラシーの出発点... -
AI時代の余白思考から始まる3つのYohaku Shikō〜米菓編〜
AI時代の新しい学びが始まった 生成AIが身近になった今、多くの人がその可能性を探り始めています。私も米菓鑑定士として、この新しい技術を商品企画開発に活用できないかと考え、AIとの対話を始めました。 最初は単純に「効率化のツール」として期待して...